トルコ料理紀行 ~全土制覇へ!食探求の旅~

トルコ料理を紐解く旅に出かけた。トルコ中をくまなく旅し、食べまくり、触れ合いのなかでトルコの食を探し求めていく。

トルコ料理のランチ会 第2回目 その1

 5月14日のホームパーティーに続いて、今回もトルコ料理のランチ会を行いました。

 今日は嫁の旧友2人が来てくれてました。

 

  メニューの変更も多少して、バランスよく出してみました。今回は女性が2名様。嫁の助言で、あまり肉を使わないでヘルシーランチをアピールしては?ということで、女子向けのメニューにしました。

  どんな構成でお客さんが来られるかは重要で、男性がいた前回は腹持ちがいい、がっつりとしたものが必要でしたが、今回は女性が2人なので、やはり変更する必要がありましたね。これは成功です。

  

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 ドリンクのレモネードとチャイと、料理が9品。この構成は結果として大成功になったのです。

 

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 岡山市内へ買い出しに行って、輸入食材屋でたまたま見つけたセール中のレモン果汁。これを使ってレモネードを作ろうということに。たっぷりの蜂蜜をお湯で溶かしたあとでレモンと混ぜて濃い液体を作ります。そのあと炭酸水で薄めるとレモンスカッシュ、レモネードになります。これが予想以上に美味。試す価値ありです。

 ちなみにレモネード用の好みのグラスも見つけたのですが、予算がないので今回はあきらめました。

 

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  そして前回はバケットを買ってきてもらったのですが、今回は自家製の方がいいということになり、2種類のパンを製作。

  昨晩から低温で発酵させておいた生地を焼いたものと、無発酵のカトメルという少しパイ状の薄焼きパンです。

 

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  薄力粉にバターを練りこんであるので、このようにパイ状になります。

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 薄く延ばした後、バターを塗って、グラニュー糖をふりかけます。それをロール状に巻いた後に、上から押しつぶし平らにします。そしてフライパンでバターをつけながら両面焼きします。トルコの家では主に鉄板で焼くパンが主流ですが、このカトメルもまた家庭のパンだと言えます。

 

 これも予想以上に嫁も友人も、このパンに喜んでもらえ、おかわりを求められました。

 

 余談ですが、パンを盛るお皿が見つからず、アジアン雑貨で見つけたタイルを組み合わせて皿にしようという案に嫁も賛成。それに盛りました。

 これは狙い通りで、お客さんも驚いてた感じでした。

 

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 今回はスープも出してみました。というのも、前回は10名程だったので、スープ皿もなく、、。今回はその問題もなく出せました。

 

 これはトルコでエゾゲリン・スープ。花嫁のスープと呼ばれており、定番のスープの1つです。赤レンズ豆のトマトスープです。中にブルグル(挽き割り小麦)やお米も少し入れてアクセントをつけます。

 仕上げは溶かしバターにミントを入れて香味油を作り上からかけます。食べる時はかるくレモンを絞ると、コクの中にもさっぱり感が加わり食べやすいんです。パンを浸しながら食べると、エンドレスです。

 

 正直パンとこのスープで朝食は十分なほどです。とても栄養価が高く美味しいスープです。