6月16日の中国新聞の夕刊に掲載されました。
6月16日の月曜日、中国新聞の夕刊に記事が掲載されました。
トルコの東部・マラトヤを訪れた際、市場で出会った人と、挽き割り小麦(ブルグル)とレンズ豆のピラフを頂いたときの内容です。
アーケードの市場の中で店を経営していた彼らと食の話で盛り上がり、店の軒でピラフを作ってもらうことになったのです。
隣近所の店のオーナーも集まってきて、アーケード内で勝手にランチタイムとなりました。でもここは、トルコ。行きかうお客も文句は言いません。むしろ、何を作っているのか、興味津々です。
トルコではピラフを米で食べることもありますが、小麦の方がより主流です。
小麦粉しか縁のない日本とは違い、トルコには挽き割り小麦があります。小麦を茹でて、天日干しさせてから、表面の皮を剥ぎながら、大き目に挽いて出来たもの。それをブルグルと言います。
米よりも血糖値を緩やかに上げるので、いいのだと言います。食感もプチプチしていますし、噛めば味も出ます。
まず、バターで玉ねぎをしっかり炒めた後に、ブルグルをいれます。しっかりと油がなじんだら、予め茹でた緑レンズマメと、その茹で汁を加え、炊き込むのです。
現地の生活には、欠かせないブルグル。現地の人と一緒に食べて、それにまつわる話を聞くわけです。
こんな充実したひと時はありませんね!