トルコ料理紀行 ~全土制覇へ!食探求の旅~

トルコ料理を紐解く旅に出かけた。トルコ中をくまなく旅し、食べまくり、触れ合いのなかでトルコの食を探し求めていく。

第3回目トルコ料理のランチ会 その1

昨日嫁の実家で、またまたトルコ料理のランチ会を開きました
大きく数えれば3回目。細かく言えば、5回目になります
嫁の友人の婚約と誕生日を祝うものでもあり、それをトルコ料理でおもてなしです。

ドリンク・・・レモネード
サラダ・・・ガヴルダー・サラダ
パン・・・・ 自家製パン
スープ・・・トイガ・スープ(ヨーグルトスープ)
前菜・・・・イチリ・キョフテ(挽き割り小麦の挽肉入り団子)
ごはん・・・ひよこ豆のピラフ
メイン・・・イスリム・ケバブ(茄子の包み焼き)
      鶏肉のトマト煮込み
デザート・・フルン・ストラッチ(焼きライスプリン)
      水切りヨーグルトの蜂蜜がけ

今回は前回とメニューを少し変えて、目新しいものを作りました。

 

というのも、過去2回を通じて、マンネリ化は避けたい!

新たに作ってみたい料理に挑戦して見たかった。

でも、やるからには何かインパクトや、面白い料理でないと、、、。

そんな思いで、ぎりぎりまでメニュー選びに悩みました。

 

結局結果オーライで、大成功。

お陰で嫁も新料理を食べれてリフレッシュできたようです。

 

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今回も本日のメニューの作成!

これには、友達には凝ってるねーーって始めから感動されますね。

これで掴みはOKです。

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妻は猫好きなので、至る所に猫の演出が!

トルコも猫王国ですしね。

HOŞ GELDİNİZ!

いらっしゃいませ、でご挨拶。

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ガヴルダー・サラダは溶岩山をイメージしたもの。いろんな野菜を水分を抜きながら、丁寧に細かく切って、ザクロソースのドレッシングで和えます。

 

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手作りのパン お客さんの来る時間がずれると、発酵が進みすぎてしまい、、。

でも手作りの噛み応えのあるパンはトルコ料理に合います!

 

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トイガスープはひよこ豆と挽き割り小麦(ブルグル)を入れるヨーグルトスープ。

ヨーグルトはトルコ語ですし、これがなくちゃ、遊牧民だったトルコ人の食文化は語れません!

 

仕上げには溶かしバターにミントを加えて香味油を垂らします。

最後のこのひと手間が、味を深くするんです。

インドの料理でもタルカって言って、別の組み合わせで香味油を作ります。

(バターとクミンとか)

 

今日はブルグルの代わりにお米も入れ、更にとろけるチーズでコクだし。

自家製パンを浸しながら食べていただきました。

 

そして今回力を入れたのは、このイチリキョフテ(具入りの団子の意味)で、トルコ南東部のアラブに近いところの名物です。

トルコでは数多く食べますが、自分で作るのは初めて。

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挽き割り小麦を生地にして、その中に挽肉、クルミ、パセリ、カレンツを入れて具を作り詰めてから油で揚げます。

 

ほーーら!

 

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レモンの形がなんとも魅力的!

友達も、この形に興味津々!

 

これまた食感がいいし、アメリカンドッグの食感に近いかな!

具だくさんだし、大大成功でしたね!

色合いも、形もいいし、皿に盛るとトルコ感が更に増します!

 

スパイス感はあまりないし、とても食べやすく、日本人ならきっとうまい!と言ってくれる料理。

 

 

 

その2に続く