ボドルムへ到着
8月1日
トルコの食文化について探求する旅を再び再開。
今回は結婚した妻と一緒に旅することになりました。
前回まで一人で旅していた食紀行も、2人になるとどうなるのでしょうか?
さて今回の旅の始まりはエーゲ海地域のリゾート地・ボドルムから。
というのも、日本のとある有名な方が取材するにあたり、案内人を務めることになっておりまして、、。
昨年も事前調査をさせていただいており、今回の本調査にも、私を指名していただいたのです。
ノマドで遊牧的な暮らしをしている身でありながら、お仕事が頂けるとは、感謝しきれませんね。
それで数日前からこのボドルムに来たのです。
宿は昨年3月のローシーズンに見つけた、ミンドスペンション。
とてもアットホームで居心地がよく、前回の滞在でとても仲良くなっていたため、ハイシーズンの今回も予約しておきました。
海にも近いけど、騒がしくないというベストな場所。
屋上からはボドルム城を見れるし、ここで朝食も出来るのです。
オーナーが自慢のテラスを見せてくれました。
ついでに、彼女のおじいさんが昔日本へ行って買ってきてくれた扇子をとても大事に使っているのだと、見せてくれました。
夏のボドルムは春先とは違い、太陽の日差しも海の色も家の白さも全く違います。
海辺を取り囲む白い家々は山へ向かって広がっているし、海に浮かんでるかのような騎士団の造ったボドルム城が堂々と君臨!。
湿気と日差しの強さに正直参りましたが、リゾート地とはこんなものだし、それ故景色も映えるというもの。
その後街を散策開始。
まずは前回同様市場から。
今日は偶然にもバスターミナルの2階で市場が開かれてました。
前回ボドルムに来た時にお世話になったトルクメンと呼ばれる遊牧民系(すでに長い間定住している)の家族と再会。
いつもここで村で作った自家製のものを市場で売ってるのです。
手打ち麺、卵、焼きパイ、干しぶどう、トマトペースト、焼きパンなどなど、数知れず。
1年ぶりの再会で妻を連れてきた事にとても喜んでくれました。
次来るときは子供と一緒にな!って。
30キロ離れたミラスという所の名物は大きなトレイ一面に作った焼きパイがあるそう。
その迫力に感服!デカッ!
エーゲ海地方は温暖で湿潤なため、多くのハーブや野草が育ちます。
パセリやフダン草、青ネギ、ホウレンソウ、白チーズが具にふんだんに入ってて、上下を20枚の薄いユフカ(生地を薄く広げたもの)で挟みます。
日本では高菜をお焼きにして食べる感じに近いかな。トルコではパイだけど。
一番は相変わらずにぎやか。ボドルムでは週の決まった日に決まったところで市場が開かれているみたい。
明日は別のところであるみたいなので、ちょっと足延ばしてみようかな。