中国新聞・海外メールに”樹液を噛むガムに”と題して天然チューイングガムの記事が掲載されました
中国新聞の海外レポート 第24回目
記者さんとの確認にミスがあり、題も樹液や種をかむとガムに
というタイトルも、
”樹液をかむとガム”に訂正です。
今回は旅で出会った驚きの一つ、天然のチューイングガムをレポートしました。
ガムって、お菓子のガムですが、
ガムって本来天然のものだったという事実。
それを味わったのが、37歳の時で、ショッキングでした。
お菓子のガムで育った自分が恥ずかしく思えたのです。
アザミの種類の樹液を乾燥させてつくるケンゲル・サクズは、季節も合わなかったから、工程は見れなかったけど、こうして街中で発見。機会があれば、その工程も見てみたい。
こうしてみると、食卓にのぼる料理だけじゃないなって思いましたね。
こんなC級グルメもたくさんあるし、それもトルコの生活を豊かにしているし、食の世界を支えている一つの要因ですし。
小さな事でも拾い集めて行くことも、等身大のトルコの食を伝えることだと思います。これは自分の信念でもあるし、旅のコンセプトで書籍の目的でもあります。
伝えることは等身大のトルコの食ですから。
旨い料理とレシピ本だけもいいけど、それだけじゃ、表面だけになるし、自分にはあまり面白さを感じない。
こういう世界をキャッチして、肌で感じて、話して、味わって、伝えていく。
誰が知りたいの?と言えるコアな事だけど、トルコファンには知ってもらいたいなと。