中国新聞・海外メールに”脂乗った黒海のイワシ”の記事が掲載されました
中国新聞の海外メールに投稿して今回が35回目となった。
「2016年の海外メールからは地図と投稿者の顔写真が入ります」と記者の方から言われていたので、記事のデザインも少しマイナーチェンジ。
より読者に記事の舞台の場所も投稿者の顔がわかって、読者にも優しくなったように思えます。
どれだけの人がこの記事を読まれているかはわかりませんが、自分の顔が出ることで、トルコの食を研究してる人がいるという事が認知されるメリットはあります。
この新聞を介して知り合いになった方もいますし、いつどういう展開になるのかわからないのが人生。
プロフィール写真もテンガロンハットを被った時のものです。
インパクトも出るし、印象にも残っていいと思います。(記者の方も候補の写真からこれを選んでいただきました。)
年始の記事という事で、それらしいものにしたかったのですが、イスラム教の国にとっては、西暦での新年は単なる日曜日に近い感覚で、大都会以外ではまったく盛り上がりもないのが実情です。
なので、1月早々ではなくて、掲載も中旬にして頂きました。今の時期ちょうどいいハムスィ(カタクチイワシ)の旬を書いたものです。
日本では広島でもカタクチイワシが採れる産地だそうです。
是非それを使った料理を作りたいものです。
トルコの黒海、特に東部地域ではこのハムスィがよく獲れ、名物でもあります。
黒海=ハムスィと誰もが答えることが出来るほど象徴的な魚なのです。ただ黒海のハムスィの文化は東部地方がより盛んで豊かですね。
というのも、ハムスィの文化はラズ人の文化とも呼ばれます。コーカサス系の人達がお得意とする食べ物。ラズ人は主に東部に多く住んでいるんです。その影響で東部地方に浸透していったのだと思われます。
冬の時期の今ハムスィの脂ものります。トラブゾンの街の市場でのハムスィ売りをレポートしました。