今年も郷土料理の記念切手が発行された
今年もトルコの郷土料理の記念切手が発行された。
振り返ると、2013年にアダナのPTT(郵便局)でハガキを送る際に受け取った切手がきっかけだった。
7地域に分かれており、シリーズ化されているそう。
ただ、一度にすべての地域のものが手に入る訳ではなかった。
なんと、毎年1地域。
すでに2012年から始めっており黒海地方がトップを切り、2013年の2走者は中央アナトリア、第三走者は南東部、そして2015年はエーゲ地方となった。
7地域での完結で、残るは東部、地中海、マルマラ地方の3地域
来年の2016年は東部地域らしい
トルコの全土、全地域の食巡りの旅をしている私としては、とてもタイミングがいいし、収集したくなった。
発行日が決まっても、日本の郵便局のように全国一斉にどこでも発売され、購入できる程トルコのPTTはきっちりしていない。
数か月待っても、無理なものは無理。
結局、アンカラの中央郵便局に行くしかないのだ。
で、過去の記念切手が残っていれば買える。
話を聞くと、記念切手収集家はトルコにも居て、会員になっていればそこの住所に送ってくれるそうだ。
年間の記念切手のスケジュールはPTTのサイトから見ることが出来て、いつ発行されるかは見ることが出来る。
これがエーゲ地方の記念切手。
エーゲ海の代表的な料理という事で、選ばれた4品だろうけど。ちょっと地味目だな。
左から ボルルジェ(ササゲ豆)、
シェブケティ・ボスタン(キク科でタンポポ似の植物の煮物)、
シンコンタ(かぼちゃの酢煮物)、
チョケルトメ・ケバブ(ヒレ肉と千切りフライドポテト)
これらはエーゲ海地方の代表的なムーラ県で食べられる。
来年の東部地方は一体どんな料理が切手となるのか?
東部はクルド人が多いし、クルド料理が出てくるのだろうし、ワン県が中心のメニューとなるかもだ。予想を立てて、8月に答え合わせだ。
しかし、7年越しの完結は楽しみだけど、待ち遠しい。
あと3年!