中国新聞・海外メールに”ラクで乾杯 楽しむ会話”の記事が掲載されました。
中国新聞・海外レポート
第38回目 ”ラクで乾杯 楽しむ会話”が掲載されました。
ここ最近は、地方の郷土料理と言うよりも、トルコ全土でもポピュラーな話題を書いています。
今回はメイハーネと呼ばれる居酒屋文化です。
トルコ全土を見渡すと、概して港のある地域はこういう居酒屋も多い傾向があります。イスタンブールはもちろんですが、それを含むマルマラ地方。テキルダーは海もあるし、お酒大好きな人たちが多いので、小さな村にもこういう居酒屋があったりします。エーゲ海や地中海地方も多いですね。黒海地方は結構保守的ですが、スィノップ県はかつてアメリカの軍の基地もあったので、お酒には寛容です。
内陸ではお酒には保守的なところもあるのですが、トルコで昔宗教都市として栄えたコンヤ県が意外や意外お酒の消費も上位。
コンヤ県の中にも市が多くあって、コンヤの市内ではなく、近隣のアクシェヒール市やエレイリ市でとくにお酒の消費が多いんです。
こういう例外はあるのですが、内陸になればなるほどこういう居酒屋は隔離されたエリアに限定されています。
港町は人の交流が多くあるお陰で、いろんな面で寛容。女性でも昼間からビールを飲める感じ。
保守的な内陸ともなれば、そんなのご法度。敬虔なイスラムの人も多いので、家でもどこでもお酒を飲む人は少なかったり。ビールを買って、こっそり友人と人気のない森で飲むって言うのはよく目にします。人に見つかりそうになると、こそっとビールを隠したりしてます。
私はメイハーネの文化が大好きですね。
勿論、メイハーネに行かなくても家でもいいんです。
でも、ラクはなきゃ!
国民酒のラクは大好き!。
はじめは大嫌いで、飲めませんでしたが、ある日覚醒して、たまらなく美味しく感じ始めました。
どうして覚醒できたのか?不思議だ!
でもお陰でラクを飲みながら、トルコ人とわいわい言いながら過ごす時間は最高に楽しいんです。
アルコール度数も高いけど、飲みやすいから、飲みすぎになって、翌朝頭ガンガンって事もよくありますけど。
それではレポートをお読みください