無形文化遺産に新たに登録されたトルココーヒー
先日日本食が世界の無形文化遺産に登録されたのと同時に、トルココーヒーの文化と伝統ということで、これもまた無形文化遺産として登録されました。コーヒーは修行僧の為の飲み物だった時代から、社交の場の飲み物として開花したのはイスタンブールが発祥です。社会の中でコーヒーの存在が劇的に変わった事は、カフェ文化の基礎を築いたとも言えます。
カフェはベネチアが発祥という事になっていますが、その原型はオスマントルコの文化でその礎は築かれた訳ですね。社交の場でコーヒーがふるまれるようになったからこそですし、博識の人があつまってトルココーヒーを飲んでいたと言うのはまさにカフェの元になるもの。むしろイスタンブールが初めなんですね。
まだ現在いろんなコーヒーの抽出方法がありますが、粉を挽い水と一緒に煮だしていき、上澄みだけを飲むと言う方法はまさに原始的。
トルココーヒーではこの方法で飲まれる。カップの底に残った粉をひっくり返して、その模様で占トルココーヒー占いもそのお陰で出来きます。
トルコでは占いを見たり、見てもらったりは日常茶飯事で、あるカフェには”トルココーヒー占い出来ます”って看板も出してあるんです。
見る人がカップの底に移る模様をインスピレーションで、どのように見るかによります。動物や鳥などで吉凶があったり、道が分かれていたり、ストレスや悩みがあるなどですね。
基本未来に関しての予知となるのですが、する前に願望をかけるので、それが実現出来るかどうかも占えます。
信じ込む人はあまりいないかもだけど、私は過去にトルコで全く同じ生年月日の女性に会ったことがあって、その女性に見てもらったことが合ったんです。
僕からは何も説明してないけど、すばり当てられたのをよく憶えています。見てくれる人が、僕から第六感で何を感じたのかによるのかもしれません。
それにしてもとても夢があって、浪漫と歴史のある飲み物ですね。