アンタクヤでお勧めのメゼ（前菜）を食べに

 この日はメゼ（前菜）が美味しいという場所へと向かった。そこは、市内からバスで２０分山の方へ行ったところにあり、滝が有名な所。

トルコ人にとっても、滝のあるこの場所は観光地として有名らしく、県外ナンバーも多く、特に家族連れで来ている人が目立ってた。

ここで面白いのは、滝が流れ落ちてくる所にテーブルがセッティングされており、素足になって、冷たい水に足をつけながらお茶が出来るって事。　

 その後はお勧めのレストランで、冷菜の盛り合わせをお勧めで頼んだんだ。こういう時は、ビールは欠かせない。ビールなくして冷菜あらず！

ワンプレートに盛ってもらったけど、見るからに美味しそうでしょ！　トルコの南東部にあるアンタクヤ県はいろんな文化が入れ交じり、且つ食材の宝庫でもあるところだから、料理が豊かなんだ。

この地域では、辛い赤唐辛子、ごまペーストを多く使うね。お皿にはアラビア料理にも良く出てくるフムスっていうひよこ豆のペーストや、ごまペーストとヨーグルトを混ぜたものがのってた。お皿の下側にはクルミと赤唐辛子のディップもあるし、右側には野生のタイムを使った、香りのいいサラダってのもあったよ。　

熱々のパンをちぎってディップして食べるんだけど、これだけでも十分楽しめるんだ。ビールもいいけど、ラクって言う蒸留酒との相性はもう抜群なんだ。ただ値段が高いからビールで我慢するしかなかったんだけど、じゃなかったら、注文してたね！

　昼からほんわかしちゃったな。一人ぼっちのランチは淋しいけど、天気も良かったのが救いだったな―。