中国新聞・海外メールに”羊串焼き 好みの辛さに”のアダナケバブの記事を解説
中国新聞・海外レポート
第18回目 ”羊串焼き 好みの辛さに”の記事が掲載されました。
今回のレポートはトルコ南東部で最大の都市アダナ県からです。
2013年に一度来て、2015年の夏は妻と一緒に来ました。
ここはトルコの串焼きで有名な街の一つです。
串焼きと言っても、肉の塊を串に刺す物もあれば、挽肉を平串に付けて焼く・シシキョフテというものがあります。
アダナで有名なケバブは平串に付けて焼く方。
隣県のウルファやマルディンでもこういうスタイルが名物ですが、アダナでは赤唐辛子をふんだんに挽肉に入れて辛くしたスタイルが一般的。
地域地域でそれぞれのスタイルが一般的なので、現地の人にとっては、このスタイルが普通。
県外の人があくまでアダナケバブといって、特別視しているだけなのです。
だからアダナでケバブをくれ!というと、これが普通に出てくるわけです。
アダナの市内では日中から屋台でガンガン焼いていて、煙も充満してます。
本場にきたなーーーという感じです。
しかも現地でしか食べられない裏メニューもあるみたいで、こっそり教えてもらいました。
アダナケバブの食べ比べをしようと、早速別の店へ行き、その裏メニューとやらを注文したら、
「えーーー、裏メニューを注文するのか?
日本人なのに、どうして裏メニューを知ってるんだ!
なあみんな、この人かなりの通だぞ!」
そういうのです。
こちらとしては、グフフ 狙い通り!
アダナは確かに肉が大好きな人達ですが、実際は肉だけじゃなく、野菜もたくさん取れるトルコの台所でもあるんです。
だから野菜を使った家庭料理は実際とても多いことが後でわかりました。
それでも、名物のケバブを堪能しようと、数軒はしごしましたが、やはり本場の味は違いましたね。それを改めて実感しました。
トルコでも本場には本場の味があり、それはそこでしか味わえないと、みんなよく言っています。
あたりまえですが、言葉じゃなくて、本当に実感するというのが大切なんです。
それではレポートをお読みください。